服の着脱。介護編
皆さんこんにちは。連日寒い日が続いていますがお変りありませんでしょうか。
今日は介護福祉士として【服の着脱】をテーマにお話していきます。
寒くなってきますと家でもやはり厚着になってきます。
一般的な人なら服を着るというどうとでもない作業ですが、若い人でも骨折などの怪我をしていたり事故や病気による後遺症により障害が残ってしまっていたり、高齢の方で認知症や寝たきりの方など何かしら介助が必要な方々もいらっしゃります。
介助が必要な方々が近くにいらっしゃる人の助けになればと思っています。
まず着替えの介助の基本は【着患脱健】です。
これは服やズボンを着るときは患部側(怪我や麻痺など何かしらの障害がある方)から
そして服やズボンを脱ぐときは健康側(怪我や麻痺などの障害もなく健康な方)から行うと着替えの介助がしやすくなります。
実際に自分で片側の肘(左右どちらでも)を固定して体験してみるとわかりやすいです。
そして着る服の生地は引っ張って伸びる生地がオススメです。
伸びない生地でも着替えは可能ですが第三者が着替えに携わるので腕などを通す際痛かったり無理に引っ張って洋服が「ビリッ」といく可能性もあります。
そしてボタンで留める服とボタンがない服ならどっちがいい?と聞かれる時がありますがどちらでも大丈夫です。ですが介助に慣れていないのならボタンがない服の方がいいかも知れません。比較的にボタンがある服は伸びない生地が多いのです。片側は着やすいですが反対側はいくら健康でも少し着ずらくなります。
ボタンがない服ならまず両手を袖にいれて頭を通すだけで後は整います。
その際両肘を上に上げると頭を通しやすくなります。
それだけで服の着衣は変わってきます。
いつこのスキルが必要になるか分かりません。
出来れば必要ない環境が良いですし、必要になった時に助けにになりたいのです。
久しぶりの写真なしの介護ブログになりました。(^_^)
明日は料理記事にします。