介護福祉士の日常と料理(旧・介護や食育の参考ブログ)

初めての介護での不安や悩み、そして食育を通じて生活の質を高める為に参考に使って頂きたいです。

市販の介護食って

皆さんこんにちは。今回は市販の介護食についてお話しします。

まず介護食をざっくり説明すると栄養バランスが取れた柔らかい食べ物です。

他にも飲むカロリーメイトの高齢者向けみたいな物もあります。

 

私が高齢者の家族と話す時よく聞くのが

「食事を用意するのが大変」「別で作るのが面倒」「献立の変化が出来ない」

など様々あります。

 

それと「市販の介護食は抵抗がある」「レトルトは愛情がないと思われる」という声も聞きます。

 

その悩みを持つ方に対する私の意見は「市販の介護食を試して見て下さい」です。

私はその手の企業のまわし者ではありませんよ(^_^;)

 

私もご飯休憩の時にパウチタイプのおかゆシリーズを食べる時があります。

私が食べた白がゆ商品は一切塩味がなかったので少し塩をふりましたけど。

 

ちゃんと自分で試してみて美味しいと感じられる物を提供するならそれは

相手のことを思って作った一品になるのではないでしょうか。

 

そしてレトルト商品の強みはどんな時でも一定の味を確保して誰でも作れる事だと思います。分かりやすく言えば普段使っていれば災害時自宅に備蓄などもありますし、使い慣れていればすぐ活用出来るうえ、味にも慣れている。緊急時、災害時食事の確保は大変ですし、介護用の食事は確保できるか分かりません。

 

そうこう話しをしている内に話題になるのが

「どんなのがいいですか」カロリー計算とかしますか」「面倒くさくないですか」

など聞かれます。

 

答えましょう。

そのまま常温で食べられる物をオススメします。

緊急時、災害時、猫舌様々考慮して加熱出来ない環境もあります。

その場合でも心配なく活用できるからです。

そのまま食べられますと書かれている商品はチェックしておいた方がいいと思います。

おかゆシリーズは裏面をみたら書いてあります。

 

カロリー計算は出来ません。

食事介助が必要な場合、介助中口からこぼれる事もあるので見た目完食でも実際は完食しきれていないケースもあります。

なので絶対的なカロリー計算は難しくなります。

 

面倒くさくありません。

すでに出来上がった物を提供するので介護の手間を1つ短縮できたと思います。

 

市販の介護食。

考え方は人それぞれですが私は活用できて支障がないなら使うべきだと思います。

 

 

1人で悩まないで下さい。